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Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Culzean

By Ben & Platino Group

1971年

激レアのフレンチ・ファンク。

パリのナイトクラブで演奏していたグループの唯一のアルバムから1曲。

ジャズ・ファンクを基本に、ブラジリアン~ラテン・フレイヴァー、ラウンジ・テイストもあり、アシッドジャズシーンで再評価されたのも頷ける。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

North Carolina

By Les MacCann

1972年

60年代から2010年代まで長く活躍したジャズピアニストのレスマッキャン。

カタログ数も膨大でとても追いきれない。

この曲はソウルに接近した時期の曲で、収録されたアルバムは、90年代のヒップホップアーティストにサンプリングされまくっている。

ファンキーなドラムにザリザリしたクラヴィネットの音色が気持ちいい。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Chato Flight Loves You

By Chateau Flight

2000年

I:CUBE & GIRB'Lからなる仏ディープハウス界最強のユニット、CHATEAU FLIGHTの2000年作より。

シネマチックな、情景が浮かぶ音楽。

フランスよりもイギリスっぽさを感じる音楽。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Fields of Joy

By The New York Rock Ensemble

1971年

ロックとクラシックの融合を標榜していたNYREの4枚目のアルバムより。

初期のサイケ色は薄まりよりポップな楽曲。

プログレに走ってないところがいい。

レニークラヴィッツのスラッシュをゲストに迎えたこの曲のカバーもいい感じです。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

To Claudia On Thursday

By The Millennium

1968年

1967年にロサンゼルスで結成されたソフトロックバンド。

1968年に1stアルバムを録音した。このアルバムは当時としては最先端だった8トラック・レコーディングの機材を2台組み合わせ16トラックとして、巨額を注ぎ込んで制作され、そのレコーディングへのこだわりと費用は当時のロック史上最高と言われていたが、商業的には失敗している。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Cities

By a.p.e.

1995年

イギリス出身のADRIAN CORKER & PAUL CONBOYからなるDJユニット。

シネマティックでダビーなダウンビート。95年らしい音。

暑い日に聴きたくなる冷ややかな音像。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Make Me Believe In You

By Patti Jo

1973年

フロリダ出身でニューヨークではブロードウェイミュージカルでも活躍した経歴を持つソウルシンガーパティ・ジョーのカーティス・メイフィールドの名曲のカバー。

透き通った少女のような歌声がフルートとの相乗効果で爽やかに聴かせてくれる。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

We Rap More Mellow

By The Younger Generation

1979年

Furious5の前身グループとも言われているYounger Generationのオールドスクールクラシック。

グルーヴィーな生演奏のディスコトラックにスムーズにリレーされるラップが最高にカッコいい。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

I Ain’t The One

By Lynyrd Skynyrd

1973年

サザンロックの代表的なバンド。

トリプルギターの重厚なサウンドに南部のイナたい雰囲気がカッコいい。

飛行機事故で主要メンバーが亡くなり、その後失速したけど、もし事故がなければ、今のAC/DCやエアロスミスくらいの人気があったと思われる。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

We’re Only Science

By Dot Allison

2002年

1991年にバンド、ワン・ダヴを結成。

1997年、ソロ・アーティストとしてヘヴンリィ・レコードと契約。

この曲はソロとしての2ndアルバムより。

激しい打ち込みサウンドに清楚なヴォーカルが綺麗にマッチしている。

ひたすら真っ直ぐな高速をドライブしているような風圧を感じる疾走感がある。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Wait

By Dub Tractor

2003年

デンマークのアーティスト、DUB TRACTORことANDERS REMMER。

90年代のデンマークのエレクトロニカ~アンビエント・シーンの礎を築いたレジェンド。

北欧のアーティストらしいメランコリック感と、緻密に計算されたトラック・メイクが光る音響ダブトロニカ。

浮遊感があり、その世界観に没入できる音楽。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Rainin’ Through My Sunshine

By Real Thing

1978年

1970年代前半にイギリスのリヴァプールで結成されたソウル・グループ。

イギリス感が全くないアメリカンなテイスト。

この曲は、当時UKシングル・チャート第40位とヒットには至っていない。

それが90年代に入りフリーソウル人気曲となり、一気に再評価が高まっている。

オマージュなのかパクリなのかビル・ウィザーズのLovely Dayにソックリ。

ちょっと複雑な気持ちになるけど、やっぱり気持ちいい曲なのです。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Chicago,Damn

By Bobbi Humphrey

1973年

ブルーノート初の女性フルート奏者。

初期2作は正統派ジャズ寄りの作品だったが、その後、ドナルドバードのブラックバードを聴かされ感銘を受けたのを機に、同作にも参加していたマイゼル兄弟と組んで、よりファンク色の強い音楽性に移行した。

その最初のアルバムより。

マイゼル兄弟らしいファンキーだけどクールな響き。ボビーハンフリーのフルートは超絶技巧ではないけど曲にぴったりマッチしている。

インパクトの強い朴訥としたジャケットのイメージ通りの曲。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Till We Get There

By Monika Linges Quartet

1982年

ドイツの女性ジャズ・ボーカリストMONIKA LINGESがMONIKA LINGES QUARTETとしてリリースした'82アルバム。

ドイツ産ブラジリアンジャズ。

本来なら熱いブラジリアンジャズがヨーロッパらしいクールさを漂わせている。

ボーカルも素晴らしいけど、めちゃめちゃ長いエレピのソロが気持ちいい曲。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Walk On By

By Grant Green

1971年

僕の大好きなジャズギタリスト、グラントグリーンの未発表ライヴ作品。1971年、デトロイトのライヴ・ハウス「クラブ・モザンビーク」での怒涛のライヴ・レコーディングの模様を収録。

ほぼシングルノートでエモーショナルな演奏。

手癖フレーズですぐにグラント・グリーンと分かるスルメの様なシンプルだけど深みがある味わい。

なぜこのアルバムが未発表だったのか、全く理解出来ない最高なアルバム。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Gotta Groove

By Dynamo Productions

2005年

Boca45としても活躍するScot HendyとPortisheadのDJ経歴まで持つAndy Smithによる、パーティー・ブレイク・ビーツ・ユニット。

90年代中期ヒップホップ〜ブレイクビーツ

の楽しさを感じるパーティーチューン。

誰でも踊りだしてしまいそうなキャッチ-でファンキーなメロディとビート。

Portishead感を微塵も感じないアッパー

な曲。

たまにこんな曲も聴きたくなる。