MUSIC

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Back On The Street Again

By Jo Mama

1971年

キャロルキングが在籍したシティ解散後のダニーコーチマーとチャールズラーキーを中心とした5人組で、残したアルバムはわずか2枚のみ。

そのグルーヴィーなサウンドは、後のアメリカンフォークロックシーンにおけるひとつの指針になったと同時に、時を経た今、邦楽の若手アーティスト達にも多大なインスピレーションを与えている。

フォーキーでゆったりした雰囲気だけどグルーヴィー。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Deeper

By Attica Blues

2000年

男女3人組のアブストラクト~ヒップホップ・ユニット、ATTICA BLUESのセカンド・アルバムより。

ジャズ、ソウルをベースにしたクールなトラック上を、哀愁漂うソウルフルなヴォーカルが展開している。ソウル〜ジャズ〜エレクトロなど様々な音楽性を取り入れ、独自のグルーヴとサウンドに昇華したトリップ・ホップの名作。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Culzean

By Ben & Platino Group

1971年

激レアのフレンチ・ファンク。

パリのナイトクラブで演奏していたグループの唯一のアルバムから1曲。

ジャズ・ファンクを基本に、ブラジリアン~ラテン・フレイヴァー、ラウンジ・テイストもあり、アシッドジャズシーンで再評価されたのも頷ける。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

North Carolina

By Les MacCann

1972年

60年代から2010年代まで長く活躍したジャズピアニストのレスマッキャン。

カタログ数も膨大でとても追いきれない。

この曲はソウルに接近した時期の曲で、収録されたアルバムは、90年代のヒップホップアーティストにサンプリングされまくっている。

ファンキーなドラムにザリザリしたクラヴィネットの音色が気持ちいい。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Chato Flight Loves You

By Chateau Flight

2000年

I:CUBE & GIRB'Lからなる仏ディープハウス界最強のユニット、CHATEAU FLIGHTの2000年作より。

シネマチックな、情景が浮かぶ音楽。

フランスよりもイギリスっぽさを感じる音楽。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Fields of Joy

By The New York Rock Ensemble

1971年

ロックとクラシックの融合を標榜していたNYREの4枚目のアルバムより。

初期のサイケ色は薄まりよりポップな楽曲。

プログレに走ってないところがいい。

レニークラヴィッツのスラッシュをゲストに迎えたこの曲のカバーもいい感じです。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

To Claudia On Thursday

By The Millennium

1968年

1967年にロサンゼルスで結成されたソフトロックバンド。

1968年に1stアルバムを録音した。このアルバムは当時としては最先端だった8トラック・レコーディングの機材を2台組み合わせ16トラックとして、巨額を注ぎ込んで制作され、そのレコーディングへのこだわりと費用は当時のロック史上最高と言われていたが、商業的には失敗している。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Cities

By a.p.e.

1995年

イギリス出身のADRIAN CORKER & PAUL CONBOYからなるDJユニット。

シネマティックでダビーなダウンビート。95年らしい音。

暑い日に聴きたくなる冷ややかな音像。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

Make Me Believe In You

By Patti Jo

1973年

フロリダ出身でニューヨークではブロードウェイミュージカルでも活躍した経歴を持つソウルシンガーパティ・ジョーのカーティス・メイフィールドの名曲のカバー。

透き通った少女のような歌声がフルートとの相乗効果で爽やかに聴かせてくれる。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

We Rap More Mellow

By The Younger Generation

1979年

Furious5の前身グループとも言われているYounger Generationのオールドスクールクラシック。

グルーヴィーな生演奏のディスコトラックにスムーズにリレーされるラップが最高にカッコいい。

Johnny’s Recommend by Tatsuya Okamoto

I Ain’t The One

By Lynyrd Skynyrd

1973年

サザンロックの代表的なバンド。

トリプルギターの重厚なサウンドに南部のイナたい雰囲気がカッコいい。

飛行機事故で主要メンバーが亡くなり、その後失速したけど、もし事故がなければ、今のAC/DCやエアロスミスくらいの人気があったと思われる。