solakzade_original
14ktホワイトゴールドその1: Solakzade Original /
Sleeping Stones at Solakzade Atelier /
彫って、確認して、また彫る /
POLITICIAN2の角感と手磨き:Solakzade Original /
Solakzade Originalから最近リリースされたPOLITICIAN2ですが、
このモデルを作るとき、どんな所に気を遣って製作してるのか作り手の目線で話します。
なんといってもこの「角感」、メガネ作りにおいて「磨き」と「角感」は、そのフレーム製作の全てと言えるくらい重要なものです。
量産のメガネ作りだと、
「ガラ」と呼ばれるチップの入った樽のような機械でフレームをほとんど磨いてしまってから
最後の仕上げだけを手で磨くのが主流です。
このガラのメリットは均一な磨きができること、手間を減らせること。
荒ガラ、中ガラ、仕上げガラなど、それぞれの樽の中に24時間入れます。
しかし、SOLAKZADEではガラは使ってません。外注してガラに出すこともしません。
フレームの「角感」が落ちてしまうからです。
POLITICIAN2は角感をしっかり残すため、一つ一つの磨きを全てガラを使わずに、「手」でやるしかなく、膨大な時間と手間がかかっています。
糸ノコで切り出して、棒ヤスリで削って、紙ヤスリで表面を整えて、バフをかける、、。
他のモデルでもそうなんですが、Solakzade Originalのセルフレームは、磨きは全て「手」でやっています。
電動機がほとんど使われなかった1940-50年代と同じ作り方です。
1940年代のフランスのフレームは角感がしっかりと残っていますよね。
ガラを使わなかったその当時のフランスと同じ作り方なのです。
光沢を出すためにひたすら磨くのですが、磨くときに角を落とさないように常に気をつける。
バフやヤスリは意識しなければ角なんて一瞬で無くなります。一度落ちた角は再生不可能。
光沢を出していきながら、角感をしっかり残すことで、
このGeo Tortoiseカラーの独特の生々しさと、Politician2の圧倒的な存在感が融合するんです。
彫金について /
作業場の彫金台。 ここで、Solakzade Originalの金無垢フレームのプロトタイプに彫っています。
染谷の兄貴が自由が丘でやっているフィレンツェの洋彫りを見様見真似で盗みまして、それをここで毎日、黙々と体に叩き込んでってます。
洋彫りは和彫りやトライバルな彫りと異なり、押して彫ります。鏨(たがね)を右手で持ってググッと押し当てて彫っていく彫金技法です。
和彫りは引いて彫ります。鏨を槌で叩き、手前に引き彫っていく彫金技法です。
メガネに彫金をする時、最初まっすぐな輪郭線を両端に2本引いて「レール」を作り、レールの中を規則正しく彫ることで模様となり柄が出来る訳ですが、ルーペや顕微鏡でよく見ると、太い線から急激に細くなって彫ったラインの先が鋭く終わっている「三角の線」があります。
例えるなら書道の払い。
僕が彫金を始める前は、書道の払いのような線は太い線から始めて細い線で終わると思ってました。
実際は逆でした。
鋭い部分からスタートしてます。
ということは、始めは軽くあてる感覚で彫り始め、最後になるにつれて力を入れていく彫りな訳ですが、その時の刃の研ぎがとても大切です。
肉眼で刃先を見ても刃の状態の良さはあまりわかりませんが、顕微鏡で見ると違います。
この違い、分かりますでしょうか?
1枚目は研いだばかりの刃で2枚目は刃先が負けて丸くなってます。
この小さな違いは一見なにも変わらないように見えますが、実際彫ってみると天と地ほどの差があります。
刃先がより鋭利な状態なほど金属を捉え、正確なラインが引け、また彫り跡も美しいです。
丸くなった刃先だと彫り跡がガタガタで金属の上で滑るので自分でも驚くくらい違う方向へ刃先が走ります。
またその金属が14Kなどのように固いと突き抜けることも多くなり、もう片方の抑えてる手にタガネが突き刺さることもしばしば。
料理と一緒で切れない包丁を使うと怪我しますもんね。
慣れてくると刃の研ぎをこまめにやらなくなってしまいがちですが、今日改めて思ったので1彫り1彫り綺麗なラインで鋭い美しさをだせるように、刃の尖り具合を確認しながら明日からまた彫金していきたいと思います。
POLITICIAN 2: Solakzade Original /
POLITICIAN2進化版が完成しました。 これは、本当にヤバいのが出来ちゃいました。
いくつかのディテールを変更し、元祖ポリティシャンの持つ存在感を、
強めるのではなく、深めて高めた、そんな仕上がりに、いま僕らはめちゃくちゃ興奮しています。
そしてこの完成度を「究極」の域に近づけてくれたのが、この生地。
実は今年の8月に鯖江に行って古い蔵を漁っていると、こんな「スペシャル」を見つけてしまったんです。
鼈甲色でありながら、クラシックという以上に、「ゴージャス」を感じさせるゾクゾクするようなドラマチックなカラー。
ヤバいでしょ。見ている自分の頭なのかお腹なのかをグルグルかき回してくるような。
生々しい、刺激的な質感。
元祖POLITICIANとの一番の違いは、この極太ストレート仕様の潔いテンプル。
フロントはブリッジを元祖よりも高いポジションに修正。ヨロイ(リベットの横)も50%増しの太さでの仕上げ。
モデル名: POLITICIAN2
生地:アセテート
カラー:GEO-TORTOISE(ジオトートイズ)
価格: 97,000円(+消費税)
受注開始: 2016年12月12日(月)15:00-
お渡し時期: 2017年1月31日(予定)
一本一本、ソラックザーデの1階で舘野が作りあげています。
このプロトは、弟がテンプルの修正をし、舘野がフロントを微修正して仕上がりました。
僕(兄)の手は加わっておらず、完全に観客として楽しんでいます!
オーダーは店頭またはお電話で、12/12(月)15:00から承ります。
03-3478-3345
SOLAKZADE 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-29-4 Goro’s Bldg 1F/B1F 03-3478-3345 info@solakzade.com
1F:完全予約制 B1F:水曜のみ完全予約制(水曜以外は予約不要) HOURS:15:00 – 21:00 ————————————————————————————————————————————— SOLAKZADE
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HOURS: 15:00 – 21:00 1F: Open 7 days a week, Everyday by Appointment Only B1F: Open 7 days a week, On Wednesday by Appointment Only
SOLAKZADE Haute couture 調整会 /
8月に開催した"SOLAKZADE Haute couture Trunk Show"でオーダーをいただいた方向けに、 明日12/4(日)はロフトマンコープ大阪梅田にて、調整会を開催致します。
2日間のオーダー会の開催中に50本を超えるオーダーをいただき、そこからソラックザーデの原宿の店の一階にあるアトリエで一本一本を丁寧に日夜、フルハンドメイドで作らせていただきました。
1人1人の顔に合わせてサイズを測って作りましたが最終的な微調整が必要になってくるので、直接ロフトマンの店頭にて調整させていただきます。
調整に行くのは、この男。
岡本竜が明日ロフトマンコープ梅田に登場します。
オーダーしていない方も、会いに行ったらもしかしたら良い事あるかも。
SOLAKZADE
価格表: 18K 2POINT CROWN-HEX: Solakzade Original /
先日よりご紹介しているSolakzade Originalの18金無垢フレーム
ついに9月24日(土)12:00に発売します。
あと3日です。
今回のデザインは「リムレス」「ツーポイント」と呼ばれる、レンズ周りにフレームがないタイプ。
重心が前よりではなく、こめかみ辺りに来るため
金無垢なのに、かけるともの凄く軽く感じます。
身につけた瞬間、頭がヒンヤリする質感も、ソリッドゴールドならではの極上の体験。
かけるたびに毎日、味わえるので、ラグジュアリーが日常に溶け込みます。
デザインは今回も岡本兄弟の2人による合作。
「レンズ」のシェイプはシルバー925のときにも採用した「銅鐸型の六角形」
「ブリッジ」のシェイプは「クラウン型」
*ブリッジ:左右のレンズをつなぐパーツ
【18K 2POINT CROWN-HEX(ツーポイント・クラウン・ヘックス)】
5サイズ展開:42-24/44-24/46-24/48-24/50-24
*レンズ:5サイズ(42mm/44mm/46mm/48mm/50mm)展開
*ブリッジ:1サイズ(24mm)展開
興味ある方はご予約の上、ご来店ください。
通販も可能です。通販の場合はサイズの提案をさせていただくため、
眼と眼の距離が分かるようにメジャーを持った正面からの顔写真をメールしてください。
03-3478-3345
info@solakzade.com
[価格表]
1.ベースフレームの価格:393,000円
ベースフレームには
「"SOLAKZADE" "750" "TOKYO" "2016"の彫金」
「テンプル先へのサンバースト彫金+天然石(ダイヤモンドorエメラルドorルビーorブルーサファイヤ)」
が含まれます。
2.彫金の価格表
Solakzade Originalに施される全ての彫金は、顕微鏡を使いながらタガネと呼ばれる刃物で洋彫りしています。
「ニイヤン」こと染谷裕介が、1つ1つやっています。
ニイヤンはフィレンツェで彫金修行をし、ゴールドのジュエリーブランドLITAMUSCA(リタムスカ)を立ち上げた人物。
Solakzade Original立ち上げ時のアイテムから、シルバー925のフレームに彫金作業を全て1つ1つ手がけてくれています。
彫金は、以下の金額でお受けします。
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ブリッジ1面彫り:3-5万円 ブリッジ2面彫り:6-10万円 ブリッジ3面総彫り:9-15万円 *ブリッジ:左右のレンズをつなぐパーツ
ヨロイ左右1面彫り:2万円 ヨロイ左右3面彫り:4万円 ヨロイ左右4面総彫り:6万円 *ヨロイ:フロント両サイドの蝶番を受けるパーツ
ツカミ4つ1面彫り:5万円 ツカミ4つ2面総彫り:9万円 *ツカミ:レンズを止めるナットを受ける部分。
パッド左右1面彫り:2万円 パッド左右2面総彫り:3万円 *パッド:鼻あて
クリングス左右総彫り:2万円 *クリングス:パッドとフロントをつなぐ足部分
テンプル総彫り:8-20万円 *テンプル:耳にかけるツル部分
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(例1) ・ブリッジ :1面彫り(3万円) ・ヨロイ蝶番:1面彫り(2万円) ・ツカミ4つ:外面1面彫り(5万円) ・テンプル :総彫り(8万円) だと18万円で彫金オーダーできます。
(例2) ・ブリッジ :2面彫り(6万円) ・ヨロイ蝶番:3面彫り(4万円) ・ツカミ4つ:外面1面彫り(5万円) ・テンプル :総彫り(12万円) だと27万円で彫金オーダーできます。
A Gold Frame Through Time and Space.. /
新型リリース / New Release from Solakzade Original "SOLID 18ct GOLD / 18金無垢": Solakzade Original /
大変ながらくお待たせしました。 遂に、遂に、Solakzade Originalから18金無垢フレームのリリースです。
All Frame Hand Made by Solakzade in Tokyo
All Hand Engraved by Yusuke Someya (Litamusca) in Tokyo
..... All Made in Tokyo, Japan, 2016.....
フレームは、Solakzadeによって東京で手作り。18金の棒の材料から眼鏡フレームに仕上げています。
彫金は、ニイヤンこと染谷裕介(LITAMUSCA/リタムスカ)による総手彫り。
Matsu with Solakzade "Caribbean": Solakzade Original /
SOLAKZADE 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-29-4 Goro’s Bldg 1F/B1F 03-3478-3345 info@solakzade.com
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ヘッドの採寸/Measuring Head Size:Solakzade Haute Couture /
関西の老舗LOFTMANのカリスマ! 稲葉さんがSolakzade Haute Coutureの新型である【No.2】をオーダーしてくれました。
ヘッドサイズの採寸
出来上がりをお楽しみに!
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近況報告:Report Progress: Solakzade Original /
Solakzade Originalの近況報告。 Here I'm reporting progress of Solakzade Original.
1. 18K Solid Goldライン
Finally we've completed 1 pair of the 18K Solid Gold frame.
Now our Big Brother is engraving the whole 18K frame.
The pictures below show a few parts of the progress to make the 18k frame.
待ちに待った18金無垢フレームのベースが1本、出来上がりました。
いまは彫金を兄やんがやってくれているところ。シルバーの彫金を待っていただいているお客さんがまだたくさんいるので、その順番の隙き間を縫って、というところです。
下の写真は、金無垢のベースフレームを制作をしているところ。まずは18金無垢の線材を御徒町で調達するところから。
これでテンプルを作っていきます。
棒ヤスリ、紙ヤスリで磨いて仕上げます[wpvideo l1ZjjEji]
他にも細かいパーツはまず下のようなモールドを型屋さんに作ってもらうところから。
他の多くのブランドは、コストを落とすためにモールドは極力作らないようデザインを妥協しますが、Solakzade Originalでは、何かとゼロから自分たちのオリジナルで型から作るのでコストがかさみます(このパーツのこの型だけで20万!)他にもパーツごとに型がいるので
1. Acetate/Celluloidライン
For Gents(ジェントルマン向け)、For Ladies(レディース向け)のそれぞれで、岡本兄がデザインを紙に描いては、岡本弟がプロトを削り出す日々。毎日プロトを作っては修正を加えています。
こんな感じで。
計5つ、いいデザインが形になっていますので、近日中に公開しますね。
以上、近況報告でした。
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Hand Engravings on Silver 925: Solakzade Original /
コヨーテの彫り
次はヘビ
次はシロクマ
Making 18K Solid Gold Frames: Solakzade Original /
Solakzade Original 18K Solid Gold Frames Coming Soon..
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Caribbean Shade: Solakzade Original /
Coming Very Soon..
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Caribbean Shades: Solakzade Original /
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彫金の仕上がりについて: Solakzade Original "Silver 925": Solakzade Original /
1月発売で既にソールドアウトになっているSolakzade Original Silver 925の彫金が続々、仕上がってきております。 兄やんが毎日、頑張って仕上げてくれていますよ。
これから彫金の仕上がり例として少しずつアップしていきますね。
The hand engravings and setting stones on each pair of Solakzade Original Silver 925 frames (Already Sold Out) are being completed one by one.
Since now we are uploading some pictures to show examples of the hand engravings and setting stones.
ボックスには"SUN BURST" on the Boxes
下は岡本兄弟がネパールで調達したRubyと
下は強い青色のサファイヤ
下は、ネパールでこの石のディーラーに出会って、話を聞いて見せてもらううちに
(この石をテンプルのどこかにセットしたらええんちゃう。。?)と思いついて試し置きしているところ
テンプルの先がループのタイプには、テンプル先ではなく下のような石留めを施しています。
下はエメラルドのレール留め仕様。
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兄やんが彫金、頑張ってくれてます:Solakzade Original /
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